2016年4月25日月曜日

レシピ (動画あり): タイのアイスコーヒーの作り方

 この動画ではタイのアイスコーヒーの作り方を説明します。もう随分前になりますが、私の初めての海外旅行は常夏の国、タイでした。タイの飲み物はとにかく甘い!タイの屋台でも氷たっぷりの甘くて濃厚なコーヒーが売られています。タイはとにかく暑いので、氷はすぐとけて程よい濃さの冷たいコーヒーになります。タイではコーヒーを淹れるのに、コーヒーパウダーを使います。タイのコーヒーが独特のモカ風味になるのは、コーヒー豆の他に煎った大豆やトウモロコシも入っているからです。今回は飲みやすいように砂糖少めで作りました。




■必要なもの■

Oliang Powder Mixed (タイのコーヒーミックス) 大さじ4
熱湯 250ml (抽出したコーヒーは100ml 使用します)
砂糖 小さじ1~4
エバミルク 大さじ1
コンデンスミルク 大さじ1
氷 沢山
エバミルク(最後に) お好みで


 タイのコーヒーパウダーには、レギュラーコーヒー50%と、残り50%はローストした大豆やトウモロコシ等が含まれています。
タイのコーヒーパウダー Oliang Powder Mixed
  タイのコーヒーフィルターはコットンのフィルターにハンドルがついたものです。タイのアイスティー用のフィルターとしても使用できます。
タイのコーヒーフィルター

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■作り方■

1.布製のコーヒーフィルターをピッチャーにセットします。今回はフレンチプレスの容器を使用しました。

2.コーヒーパウダーを入れます。沸騰している熱湯を注ぎます。コーヒーが抽出されるまで5~10分待ちます。

3.コーヒーフィルターを取り除きます。

4.計量カップに100mlのコーヒーを注ぎます。

5.砂糖、エバミルク、コンデンスミルクを加え、よくかき混ぜます。

6.氷がたっぷり入ったグラスに5を注ぎます。

7.お好みの量のエバミルクをかけて、出来上がり。

8.飲む前によくかき混ぜて下さい。とても濃厚なので、氷が溶けてきたらより飲みやすくなります。


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■ポイント■

・砂糖はお好みで調整してください。

・コーヒーパウダーはOliang Powder Mixed を使用しています。今では世界中でOliangはタイのアイスコーヒーとしてよく知られていますが、もともとは多くの中国系タイ人が使う言語(潮州語)が源です。Oはブラック、Liangは冷たいという意味で、Oliangはタイのブラックのアイスコーヒーという意味になります。このコーヒーパウダーを使って、様々な種類のタイコーヒーを作る事ができます。タイの屋台のアイスコーヒーは、ブラックコーヒー、エバミルク、コンデンスミルク、氷で出来ています。
 Oliang ・・・ブラックコーヒー+氷
 Gopi・・・ブラックコーヒー+コンデンスミルク
 Oliang Yoklo・・・ブラックコーヒー+氷+ミルク
 Cafe Yen・・・ブラックコーヒー+コンデンスミルク+エバミルク


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■この動画で使用している商品■

【フレンチプレス】Bodum Classic Chambord Copper 1リットル
 (同じデザインで色違いのBodum Chambord シルバー 1リットル http://amzn.to/1zTXu3O )

【コーヒー計量スプーン】スターバックス リザーブ コーヒースクープ

【タイのコーヒーミックス】Oliang Powder Mixed

【エバミルク】 Evaporated Filled Milk
(同じようなエバミルクは http://amzn.to/1qNrUkm

【コンデンスミルク】Nestle La Lechera Sweetened Condensed Milk
(同じようなコンデンスミルクは http://amzn.to/1Euf3sT

【タイのコーヒーフィルター】K&K
(同じような布製のコーヒーフィルターは http://amzn.to/1ovN2dX

【計量カップ】
パイレックス メジャーカップ 250ml 

パイレックス メジャーカップ 500ml

【計量スプーン】カリフォルニア ディズニーランド ミッキーマウスグローブ計量スプーン

【計量グラス】アンカーホッキング メジャーリンググラス 150ml  


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世界のコーヒーに関する記事
『ベトナムコーヒーの淹れ方』

『ギリシャのアイスコーヒーの作り方(フラッペコーヒー)』

『メキシコのコーヒーの淹れ方(カフェ・デ・オラ)』

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2016年4月6日水曜日

スターバックスのサイレンロゴの話し

 スターバックスのロゴと言えば、グリーンのサイレン(セイレーン)をイメージすると思います。

 サイレンとはギリシャ神話に登場する海の怪物。上半身が女性で、下半身が鳥の姿をし、海の航路上の岩礁から美しい歌声で航行中の人を惑わし、遭難や難破に遭わせます。スターバックスのサイレンの下半身は鳥ではなく、魚で、フィッシュテイルが2つに分かれています。

 この写真は2014年のホリデーシーズンのアメリカのスタバのコーヒーカップです。カップには現在採用されているグリーンのサイレンロゴが。
 もし、現在のロゴは2011年から採用されているロゴだと知っていたら、あなたはかなりのスタバ通だと言えるでしょう。 

2014年のホリデーシーズンのカップ
 スターバックスは1971年に創業されて以来、サイレンロゴが移り変わり現在のデザインになっています。 


 それでは、スタバのロゴを年代順に見ていきましょう。


1971年(初代ロゴ)
 初代のスターバックスロゴは1971〜1987年に使用されました。スターバックスによると、16世紀の北欧の木版画を基にデザインされたそうです。茶色を基調にサイレンの上半身は裸で2つに分かれたフィッシュテイルが描かれています。このロゴはシアトルにあるスターバックス1号店で現在も使用されています。
1971–1987年


1987年
 このロゴは1987~1992年まで使用されました。このロゴからはおなじみのグリーンロゴに。サイレンの胸は長い髪でカバーされましたが、おへそが分かります。このロゴは現在もシアトルとサンフランシスコにあるスターバックスの数店舗で使用されています。
1987–1992年


1992年
 このロゴは1992~2011年まで使用されました。サイレンの胸もおへそもカバーされ、フィッシュテイルが部分的に見える程度に。このロゴはアメリカで現在も多くのスターバックス店舗の看板として見かけます。
1992–2011年


2011年~現在
 このロゴはスターバックス40周年を迎えた2011年から使用されています。STARBUCKSのマークを除去した代わりにサイレンがより大きくなりました。現在のスターバックスのロゴはとてもシンプルになりました。
2011〜現在

 スターバックスが日本に初めて出店したのは1996年なので、日本でお馴染みのサイレンは1992年からのロゴと、2011年からのロゴとなります。 
 私個人的には1987~1992年のロゴが気になります。アメリカ旅行でこのロゴを見つけたら絶対写真を撮って、ぜひこのブログでシェアしたいと思います。

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